イブキジャコウソウ

 

イブキジャコウソウ 雑草を抑制し、法面保護にも最適なグランドカバー植物。
きれいな花の咲くハーブの仲間。
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イブキジャコウソウは、日本全国の山野に自生するシソ科の多年草で、ハーブの「タイム」の仲間です。
暑さ・寒さに強く、地面を這うように育ちます。
花はピンク〜紫色で、6〜7月頃開花し、葉に触るとハーブのような良い香りがします。

特長

  • 寒さに強く、積雪に耐え越冬します。
  • ジャコウソウでは珍しい、原種です。原生地により系統があると言われていますが、この種はグランドカバーに最も適した系統を選抜したものです。
  • 雑草発生を抑制し、草刈作業が軽減できます。(ただし、定植後最初の年は雑草抜き取りが必要ですが、その後は年々雑草の発生が少なくなります。)
  • 根張りが強く、法面を保護します。
  • 開花最盛期は6月下旬から7月上旬ですが、10月頃まで開花が断続的に続きます。
  • 葉には芳香性があり、季節により葉の色が変わります。春から秋は緑、冬は銅色です。

植栽例

一般家庭やオフィス街、農地の法面、建築物の周辺などで、一年を通して緑化でき、景観が良くなります。
種子が実ることが極めて少ないので、環境に悪い影響を与える心配がありません。

植栽・管理方法

植栽に適した環境

・風通しがよく、長時間日が当たる場所ほど生育が良好です。半日以上の日当たりが必要です。
・土地は、水はけの良い所が好ましいです。
・土壌は通常の畑土なら良く育ちます。
・土壌の酸度により花の色が変わる性質があります。アルカリ性の土壌の場合は赤みを帯び、酸性の土壌では薄い紫色になり、独特の花色が楽しめます。

植栽前の準備

  1. 1イブキジャコウソウの植栽適期は、4〜10月です。
  2. 2風通し・水はけが良く、日当たりの良い場所を選びます。
  3. 3雑草が発生している場合は、植栽の2〜3週間前までに、除草剤等で枯らしておきます。植栽前に、枯れた雑草を掃除してから植えてください。
  4. 4全体に表層10p程を耕しておけば、生長は順調になります。イブキジャコウソウは地面を這って茎が地面に接地すると、そこから新しい根が出て生長します。

植栽前について

植え付け

  1. タテ・ヨコ50cm間隔に植えます。
    1uに「ポット苗」4つが目安です。

水やり

植栽後活着するまで(1〜2週間)は、土が乾かないように灌水をします。
新芽が伸び出したら、次第に灌水を少なくしていきます。
土面がある程度被覆すると、潅水の必要がなくなります。

除草

土地全体を覆うようになるまでは、雑草取りが必要です。
全体を覆ってしまえば雑草は少なくなってきますので、適宜除草して下さい。

追肥

特に肥料を施す必要はありませんが、極端にやせた土地などの場合は、生育を促すために油粕などを少量まいて様子を見てください。
生育の良い時は、1年目に1〜2回、様子を見て化成や尿素の粒剤を、1uに50g程度を目安にまいてください。
1年目に植物が土面を覆ってしまえば、2年目からは肥料の量を少なくしたほうが、繁りすぎないで良い型に整います。

開花期と葉の色

開花最盛期は6月下旬から7月上旬ですが、10月頃まで開花が断続的に続きます。
葉の色は季節により変わります。春から秋は緑、冬は銅色です。

休眠期(冬枯れ)

カメムシやバッタ等、害虫の寄生は極めて少ないです。

刈り込み

病気は通常発生しませんが、繁りすぎて枝が混み合った時は、ムレが発生することがあります。
その場合は10p程の高さになるよう刈り込んで風通しを良くすれば、回復します。
また、草丈が長くなり過ぎて見苦しくなった時は、開花が終わった頃、地上5〜10p位の位置で刈ってください。刈った後も再生します。

 

ご注意

  • 沖縄では生育環境に適さない場合があるため、また、宅急便での発送のため、沖縄及び離島は販売対象外とさせていただきます。
  • 植栽に関する施工作業は一切お受けしておりません。
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